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勧誘目的告げず訪問 リフォーム業者に県が業務停止命令

社会 | 神奈川新聞 | 2018年3月14日(水) 10:35

神奈川県庁
神奈川県庁

 勧誘目的を告げずに訪問し、住宅リフォーム工事の契約を取り付けたなどとして、県は13日、リフォーム業者「スカイライズ」(海老名市今里1丁目)に対し、特定商取引法に基づき訪問販売に関する業務の一部を6カ月停止するよう命令した。また、県消費生活条例に基づき業務改善を勧告した。

 県消費生活課によると、同社は横浜、横須賀市内などの住宅を回り、「近くで工事をしていてお宅の屋根を見た。瓦がはがれているみたい。見せてくれませんか」などと販売目的を告げずに勧誘。さらに「雨漏りしている」「このままだと1年持たないうちに瓦が落ちます」などと事実と異なることを告げていたとしている。

 2015年度以降、同社に関する苦情や相談が県内で計60件寄せられ、平均契約額は80万2658円だった。契約者の平均年齢は77・1歳で、最高齢は95歳という。同課によると、このほか都内でも同様の相談が相次いでおり、都と合同で調査を行い、同時に処分を行った。

 
 

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