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宗派超え鎮魂の祈り 神道、仏教、キリスト教が祈願祭

社会 | 神奈川新聞 | 2018年3月12日(月) 02:00

大仏を前に祈りをささげる3宗教の関係者ら=鎌倉大仏殿高徳院
大仏を前に祈りをささげる3宗教の関係者ら=鎌倉大仏殿高徳院

大仏を前に祈りをささげる3宗教の関係者ら=鎌倉大仏殿高徳院
大仏を前に祈りをささげる3宗教の関係者ら=鎌倉大仏殿高徳院

 神道、仏教、キリスト教が宗派を超えて、東日本大震災の犠牲者を悼み、復興を祈る「追悼・復興祈願祭」が11日、鎌倉大仏殿高徳院(鎌倉市長谷)で行われた。3宗教の関係者ら約120人が参加し、被災地へ祈りをささげた。

 神職や僧侶、司祭・牧師らが大仏像前まで並んで進み、震災の発生時刻の午後2時46分に合わせて、黙とう。神職たちの祝詞斉唱に続き、賛美歌や読経が境内に響いた。3宗教の礼拝の後は、一般の参列者が焼香した。

 鎌倉大仏殿高徳院の佐藤孝雄住職は、「私の知る限り3宗教合わせての催しは世界でも他に例を見ない。鎌倉の心は被災地と共にあることを催しを通して皆さんにお知らせできればと思う」と話した。

 追悼・復興祈願祭は、3宗教関係者でつくる「鎌倉宗教者会議」の主催。震災翌月に始まった後、毎年3月11日に開かれ、今年で8回目。毎年、鶴岡八幡宮や建長寺、カトリック雪ノ下教会など会場を変えており、鎌倉大仏殿高徳院では初めて行われた。

 
 

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