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過労事故の対策要請 遺族ら厚労省に申し入れ

社会 | 神奈川新聞 | 2018年3月2日(金) 16:11

過労事故の実態調査を進めるよう厚生労働省に申し入れした渡辺淳子さん(右から2番目)=同省
過労事故の実態調査を進めるよう厚生労働省に申し入れした渡辺淳子さん(右から2番目)=同省

 2014年に長時間労働を終え、帰宅中の交通事故で死亡した東京都の会社員の男性=当時(24)=の遺族らが1日、厚生労働省を訪れ、過労事故の実態について調査を進めることや、対策を求める申し入れ書を提出した。

 厚労省に要請したのは、(1)通勤災害の背景や原因の調査研究(2)事業者への勤務と勤務の間に11時間空けるインターバル制度導入や長時間労働後の安全配慮の指導(3)「働き方改革」関連法案でのインターバル制度の法規制化-など。

 亡くなった男性の母淳子さん(61)は申し入れ後に記者会見し、「息子の無念の気持ちをくんで、過労事故死において十分な予防対策を取るよう要請した。過労死のない社会の実現は、亡き息子から私たちに託された未来への責任」などと述べた。

 亡くなった男性の遺族は、事故は過重労働が原因として、勤務していた企業に損害賠償を求めて提訴。今年2月8日、会社側が安全配慮義務違反を認め、約7600万円を支払うことや再発防止策を徹底することなどで和解していた。

 亡くなった男性は商業施設への飾り付けなどを手掛ける「グリーンディスプレイ」に務めていた。14年4月、21時間以上にわたった勤務後、東京都内の自宅へミニバイクで帰宅中に川崎市内の県道で電柱に衝突して死亡した。

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