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米軍補給廠内の公園、今秋一部開園 まず芝生・遊具広場

社会 | 神奈川新聞 | 2020年2月8日(土) 10:00

公園の地図
公園の地図

 在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)(相模原市中央区)内の西側に市が整備する公園が今秋、一部オープンする。市が米軍に返還を求めてきた地区で、2006年に日米共同使用区域とすることを日米両政府が合意していた。市は整備費用として約8億3000万円を20年度当初予算案に計上。市民の悲願だった市民利用が実現する。県内の日米共同使用区域内の大規模公園は、米軍池子住宅地区(逗子市、横浜市金沢区)内の「池子の森自然公園」(逗子市)に続いて2例目となる。

 本村賢太郎市長は7日の会見で、「市民が利用できるようになり、一歩ずつ補給廠の全面返還に向けた方向性が見えてきた。人を呼び込めるまちづくりを進めたい」と強調。工事は19年度補正予算を活用し今月末にもスタートさせる。

 市公園課によると、「スポーツ・レクリエーションゾーン」として整備が計画された公園は、共同使用区域35ヘクタールのうちの約10ヘクタール。今秋オープンするのは芝生広場と遊具広場の計約1・7ヘクタールで、サッカーやラグビーなどに使える芝生と人工芝の2面のフィールドゾーンと軟式野球場は24年度のオープンを目指している。

 市と米軍、国の三者は15年、共同使用の協定を締結。通常は市が優先的に利用するが、米軍が有事と判断すると市は24時間以内に観客席や大型ネットなどを移動させることが定められている。また、有事の際にはヘリポートとしても利用される。このため固定式の観客席や選手控室などは建設できず、市内にあるサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールのプロチームの公式戦には使用できない。一方、練習試合や交流イベントなどでの活用が期待されている。

 公園は、市の玄関口となるJR横浜線相模原駅近くに位置する。市は16年度から工事に着手する予定だったが、土壌調査で地中から基準値を超える鉛などが検出され、土壌の入れ替え作業が行われていた。

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