高齢者の交通事故防止や振り込め詐欺根絶を呼び掛けるキャンペーンが21日、三浦市初声町入江のカインズホーム三浦店駐車場で開かれた。三崎署や市、市交通安全協会などから約40人が参加し、市内の小学生も撲滅に向け一役買った。
キャンペーンでは、参加者が高齢ドライバーに多い事故パターンや道路横断中に事故に遭わないための対策、キャッシュカード手交型の特殊詐欺が急増していることなどが記されたチラシを配布。市立名向小学校、初声小学校の5年生8人は買い物客らの靴に夜間歩行中の事故を防ぐ反射材シールを張ったり、「電話で『お金』と言われたら振り込め詐欺です、注意しましょう」と訴えたりと積極的に活動した。
会場では、県警第一交通機動隊の白バイ隊員らがスラローム走行を披露したほか、自動ブレーキシステムを搭載した「サポカー」の体験乗車なども行われた。
同署によると、今年1月から今月19日までの振り込め詐欺被害は前年同期比3件増となる4件で、被害額は計60万円。人身事故は同6件増の19件という。