新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大和市は30日朝、対策などを明記したチラシを市内全8駅で配布した。
政府が28日、新型コロナウイルスによる感染症を感染症法に基づく「指定感染症」とすることを閣議決定したことを受け、健康施策を市政運営の柱に据える市も同日、当面の対策を決定。
チラシもその一つで、こまめな手洗いやうがいなどの予防法や、県の相談専用窓口などを記載。駅利用者に加え、市立小中学校を通じて保護者にも配った。
市は他の対策として、市内全ての公共施設の出入り口に手指消毒用のアルコール消毒液を設置。来院者に感染の疑いがあった場合の市立病院の受け入れ態勢や、渡航歴など119番通報を受信した際の市消防本部が聴取する事項などを確認した。