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やまゆり園 事件考
遺族調書から(中)席譲る心優しい子/「短命」覆した息子

社会 | 神奈川新聞 | 2020年1月23日(木) 09:32

甲G、女性(46)
浴衣着る日待ち望み


やまゆり園事件の追悼式。園利用者が犠牲者をしのんで描いた19枚の絵が飾られる一方、犠牲者の名前と写真は伏せられた=2019年7月22日、相模原市南区
やまゆり園事件の追悼式。園利用者が犠牲者をしのんで描いた19枚の絵が飾られる一方、犠牲者の名前と写真は伏せられた=2019年7月22日、相模原市南区

  娘は「パパ、ママ」など一定の単語を口にできたが、意味のある言葉を話すことはできません。初めて授かった子どもだったので、かわいがりました。

 小学生の頃には、写真を撮ってくれた。それは今でも宝物です。中学生になると、電車で知らないところに行く楽しさを知り、目を離したらどこかへ行ってしまうこともあった。「冒険」に行く楽しさを味わっていたようで、私が迎えに行くと苦い顔をしていた。とても温かい気持ちになると同時に、(成長に)寂しい気持ちもありました。

 園で最後に会ったのは、7月12日。8月の園の祭りで、浴衣を着るのを楽しみにしていました。

 娘はどれだけ怖かっただろうか。娘の死を受け止め切れていないのは、私の心が壊れないように防衛本能が働いているからかもしれません。

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