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シニア男性いざ地域へ「ダックス」発足

社会 | 神奈川新聞 | 2017年12月31日(日) 12:57

活動内容について話し合う「ducks」のメンバー=横浜市泉区
活動内容について話し合う「ducks」のメンバー=横浜市泉区

 シニア男性の“地域デビュー”のきっかけづくりをする「男たちの活動グループducks」(ダックス)が、横浜市泉区で発足した。メンバーは「地域に出たい」と一歩を踏み出した同年代の男性たち。仲間づくりと介護予防などを目的に、自宅にこもりがちな男性を呼び込もうとさまざまな企画を練っている。

 ダックスが立ち上がったのは4月。事務局を担当する市いずみ中央地域ケアプラザ(同区)が開いた、男性向け講座の受講生で結成された。同区在住・在勤の50歳以上の男性が気軽に参加できるイベントを、メンバー14人が主体的に考え、企画・運営していることが特徴だ。毎月開くミーティングで企画を練り、ビール工場の見学やウオーキングなどを開催。毎回、多くの男性が参加している。

 活動的な集まりだが、メンバー自身も地域で交流したいと思いながら、きっかけがつかめなかった経験を持つ。

 キャプテンの落合泰男さん(71)は69歳で退職。「地元で友人を」と体操教室などに参加したが、集まるのは女性ばかりで、戸惑ったこともあった。「男性は仲間ができるまでの過程が必要。話せば親しくなるが、そのチャンスがない」と話す。

 メンバーの長谷部正敏さん(72)は「女性はご近所さんなどと2、3日おきでもよく話しているが、男性はそうもいかない」。ダックスは、互いにいい距離感を保ちながら「楽しく、一緒に、思いやりをもって」を合言葉に活動する。唐沢義久さん(68)は、「『今度は何をしようか』と、楽しく喜びながらやっている」と笑顔を見せる。

 ダックスの活動を通じて男性も地域に仲間ができ、気軽に話したり、新しい地域活動につながったりすることが理想。落合さんは「近所に住む人と会ったときに、雑談することも増えてきた。少しずつ変化が出てきている」と話す。同ケアプラザの加藤達也さん(31)は「この先体調などに変化があっても、一緒にやりたい気持ちがあれば、できることをしてもらう。その輪が地域に広がり、シニア男性が気軽に外に出てつながるきっかけになれば」と期待を込める。

 問い合わせは、同ケアプラザ電話045(805)1700。

 
 
 

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