家庭で余った食品を募るコーナーが11日から順次、横浜市内のイトーヨーカドーの4店舗に1日ずつ設置される。食べ切れなかった食品を福祉施設などに寄付する活動「フードドライブ」の一環で、市内の団体を通じ、ひとり親世帯や子ども食堂に届けられる。
市資源循環局が企画し、市と包括連携協定を結ぶ「セブン&アイグループ」(イトーヨーカ堂など)が協力する。
対象は米、缶詰、調味料など、常温で保存できる食品や飲料。賞味期限が2カ月以上残る未開封の商品に限る。手作り品などは回収しない。
11日に桂台店(栄区)、12日に横浜別所店(南区)、18日に綱島店(港北区)とたまプラーザ店(青葉区)でそれぞれ、午前11時から午後3時まで募る。
市は今後、市内の他店舗でも実施する予定で、同局3R推進課は「フードドライブを多くの市民に知ってもらい、積極的に参加してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同課電話045(671)3593。