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セクハラでトリエンナーレ演出家の契約を解除

社会 | 神奈川新聞 | 2017年12月22日(金) 02:00

 現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ」でサポーター活動の年間講師を務める演出家が、過去に立場を利用して女性に性的関係を迫るなどしたとして、サポーター事務局を担うNPO法人から契約を解除されたことが21日、分かった。演出家は過去のセクハラ行為を認めて謝罪した上で「トリエンナーレ関係者へのセクハラはない」と説明しているという。

 横浜市文化プログラム推進課によると、市民ボランティアの活動支援などを行うサポーター事務局をNPO法人に委託しており、同法人が2013年に演出家と契約。ワークショップなどで司会進行やファシリテーターを担ってきた。

 だが数日前からツイッターで過去のセクハラ行為について告発が相次ぎ、19日に演出家が自身のホームページで「告発の内容には心当たりがある」などと認めた上で、謝罪文を掲載。20日に同法人が行った聞き取り調査でも認めたため、本年度末までの契約を20日付で解除したという。

 市によると21日までにトリエンナーレ関係者らからの告発などはないという。同課では「非常に残念。ボランティアが安心して活動できるよう不安解消に努めたい」と話している。

 
 

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