1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 天空から知る多様性の価値とは 宇宙飛行士・星出さん

天空から知る多様性の価値とは 宇宙飛行士・星出さん

社会 | 神奈川新聞 | 2020年1月1日(水) 05:00

 東京オリンピック・パラリンピックまで、あと200日余り。大会レガシーの「共生社会」を目指す2020年が、幕を明けた。聖火リレーを応援する「スペースアンバサダー」に就任した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士、星出彰彦さん(51)に聞いてみたいことがあった。かなたから地球を望み、多彩な人材が「ワンチーム」をなす宇宙開発の現場で、共に生きる多様性の魅力って何ですか?

見とれた3分間

 高度400キロ。宇宙船から飛び出した星出さんは、ロボットアームに乗ってゆっくりと国際宇宙ステーション(ISS)の先端に向かっていた。2012年8月。2回目の宇宙飛行で、初めての船外活動(EVA)だった。「あれ?」。未知の光景に出くわし、はっとした。

 ISSの最前面にある日本実験棟「きぼう」が背後にあった。瞬間、面前を遮る人工物が一切ない空間に投じられている自身に気付く。そして、足元を見下ろすと、青々と輝く惑星が浮かんでいた。地球だった。

 言葉を失い、見とれた3分間。同時に、果てしない宇宙の漆黒に引き込まれる感覚に襲われ、「母なる地球」への情愛が芽生えた。「この美しい星があってこそ、人類は宇宙に飛び立てる。そして、自分も生き永らえているんだ」と。

ラグビーと共鳴

 このときのEVAで、予定の工程をこなせず、3日間を挟んで仕切り直しになった。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら

JAXAに関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング