介護事業者らが課題を考える「あつぎ介護フォーラム2016」が2日、厚木市中町で開かれ、市民ら230人が訪れた。
フォーラムは厚木市と愛川町、清川村の医療・介護事業者らが連携し、サービス向上に取り組む厚木医療福祉連絡会が主催。介護保険制度が導入された2000年から毎年開催している。
今年は「このまちで最期まであなたと暮らそう~地域包括ケア社会の実現に向けて」をテーマに開催。会場には最新の介護ベッドや介護ロボットなどを展示。来場者は機器の使い勝手を試し、流動食も試食した。
また、地域包括支援センター職員や理学療法士、医師らによるミニ講義や相談コーナーを開設。市が今年を「地域包括ケア元年」に位置付け、強化している認知症対応や介護予防事業なども紹介した。