1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 厚木爆音5次訴訟、勝利誓う 4次原告団が解団式

厚木爆音5次訴訟、勝利誓う 4次原告団が解団式

社会 | 神奈川新聞 | 2017年11月27日(月) 02:00

約400人が参加した4次訴訟原告団の解団式=小田急ホテルセンチュリー相模大野
約400人が参加した4次訴訟原告団の解団式=小田急ホテルセンチュリー相模大野

 日米が共同使用する厚木基地(大和、綾瀬市)の航空機騒音の解消を求めた第4次厚木基地爆音訴訟原告団の解団式が26日、相模原市南区で開かれた。原告や弁護士ら計約400人が4次訴訟を振り返り、5次訴訟での勝利へ誓いを新たにした。

 4次訴訟を巡っては周辺住民が2007年12月、横浜地裁に提訴、裁判闘争は昨年の最高裁判決まで9年間に及んだ。この間、原告約300人が亡くなった。

 4次訴訟で原告団長を務めた金子豊貴男さんは「たくさんの亡くなられた方が何としても勝利したいと続けてきた裁判。哀悼の意をささげるとともに、闘いを続けていく」と力を込めた。

 また、米海軍横須賀基地(横須賀市)を拠点とする原子力空母「ロナルド・レーガン」艦載のC2輸送機の墜落事故の影響で、人員・物資輸送を目的に輸送機オスプレイが25日、厚木基地に飛来したことに触れ、26日に離陸の様子を目撃したと説明。「私たちにとって歴史的な日にオスプレイが来るという歴史的な日にもなった」と唇をかんだ。

 4次の弁護団事務局長を務めた石黒康仁弁護士は「米国支配下の現状を打破していかなければならない。どう打破していくかが宿題」と述べた。

 4次訴訟では国を相手取り、損害賠償を求め、民事訴訟と行政訴訟の双方で自衛隊機と米軍機の飛行差し止めを請求。二審までの行訴で自衛隊機の一部飛行差し止めが認められ、二審では将来分の損害賠償も認められたが、昨年12月の最高裁判決でいずれも退けられた。騒音被害の大半を占める米軍機の差し止め請求は民訴、行訴とも一審から退けられた。

 今年8月、基地周辺住民約6千人が5次訴訟を横浜地裁に起こした。12月1日に追加提訴する予定で、原告数は厚木爆音訴訟では過去最多の計8千人超となる。

爆音訴訟に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング