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時代の正体 差別のないまちへ
「尊厳守る」思い新た ハルモニらの集い 条例制定を報告

社会 | 神奈川新聞 | 2019年12月18日(水) 05:00

 喜びの分だけ悲しみは深く、悲しみの分だけ決意は固いものとなった。川崎市川崎区桜本の在日コリアン1世のハルモニ(おばあさん)たちの集いで17日、ことし他界した仲間をしのぶ会が開かれた。折しも成立した「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例(差別根絶条例)」の報告もあり、制定を誰より願っていたハルモニの不在が一層悔やまれたのだった。

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差別のないまちへ


故人をしのび、金芳子さんの遺影も飾られたトラヂの会=川崎市川崎区
故人をしのび、金芳子さんの遺影も飾られたトラヂの会=川崎市川崎区

 毎週火曜、気心の知れた同胞と朝鮮料理を囲んで民謡「アリラン」を歌っては、昼のひとときを心穏やかに過ごす在日高齢者交流サークル「トラヂの会」。

 「とても気が強く、きついことも随分言われたけれど、厳しい差別にさらされる中、そうでなければ生きていけなかったのだろう」「縫い針一本で生きた人。朝鮮学校の女子生徒だけでなく私もチマ・チョゴリを仕立ててもらったの」

 ハルモニが好きだった焼酎とともに飾られた遺影を前に一人一人の思い出が語られた。その人生が誰かの胸に刻まれるという、大切な時間-。

 会の冒頭、ヘイトスピーチに刑事罰を科す初の条例が12日に成立したことが報告された。「それも全会一致で可決されました」。被害を訴えてきたハルモニたちから自然と拍手が起きた。

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