県は12日、インフルエンザの流行に伴う注意報を発令した。昨シーズンより3週間早く、過去10年間で最も早かった。
県健康危機管理課によると、定点観測している県内359の医療機関で、2~8日の1医療機関当たりの患者報告数が12・86人となり、注意報発令の基準(10人)を上回った。地域別(保健所管内)では、厚木が19・06人で最も多く、平塚(17・45人)、横浜市(14・66人)と続いた。
同課は「来年1月から2月にかけて、さらなる流行が予想される」として、手洗いの励行やマスクの着用などを呼び掛けている。