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女児15人への強わい罪、元保育士が起訴内容認める 横浜地裁初公判

社会 | 神奈川新聞 | 2017年11月1日(水) 11:38

横浜地裁
横浜地裁

 神奈川県平塚市の無認可保育所で2015年12月、生後4カ月の男児が暴行を受け死亡した事件に関連し、預かった別の女児15人に対する強制わいせつや児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた元保育士の男(35)=横浜市戸塚区=の初公判が10月31日、横浜地裁(深沢茂之裁判長)で開かれた。被告は「(間違いは)特にありません」と述べ、起訴内容を認めた。

 男児に対する傷害致死罪の公判は分離され、後日裁判員裁判で審理される見通し。期日は未定。

 検察側は冒頭陳述で、被告が10年にも女児への強制わいせつ罪で有罪判決を受けたことを明らかにした上で、「被告はかねてから、幼い女児への性的関心が強かった」と指摘。15年2月から平塚市の保育所で、16年1月から横浜市の保育所で夜勤のアルバイトとして勤務し、「他の保育士がいない時間を狙って犯行に及んでいた」と述べた。

 起訴状によると、被告は15年4月から16年3月までの間、両保育所で、1~6歳の女児の下半身を触るなどわいせつな行為をし、携帯電話のカメラで撮影するなどした、とされる。

 被告は平塚市の保育所で預かっていた女児の頭部に暴行を加え脳挫滅で死亡させたとして16年10月に逮捕された。被告の携帯電話から複数の女児の画像が見つかった。

 
 

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