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「見事に殺しきった」新幹線殺傷の被告、なおも強い殺意

社会 | 神奈川新聞 | 2019年11月28日(木) 13:16

新幹線内の刺傷事件で消防や警察車両で騒然とする小田原駅前=2018年6月9日午後11時10分ごろ
新幹線内の刺傷事件で消防や警察車両で騒然とする小田原駅前=2018年6月9日午後11時10分ごろ

 家族とも接触を断っていた被告が公の場に現れたのは、事件以来1年半ぶり。丸刈りに上下灰色のスエット姿で、刑務官7人を伴って出廷した。

 「刑務所に入りたい」と3人を殺傷したとされる被告は罪状を問われ、「見事に殺しきりました」。検察側の証拠調べで、押収された凶器のナイフを示されると、「出所したら人を殺すために、また新しい物を購入しますので要りません」と、なおも無差別の殺意をのぞかせた。

 刑罰は「無期懲役しかない」と考える実母の調書が読み上げられると、深くうなずいた。時折、刑務官から手渡された「被疑者ノート」に鉛筆でメモを取り、入退廷のたびに「失礼しまーす」と一礼した。

 横浜地裁小田原支部前にはこの日、35席の一般傍聴席を求め、236人が列を作った。

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