
相模鉄道(横浜市西区)とJR東日本(東京都)との直通線開業を30日に控え、「発車式」と題した記念式典が25日、新設された羽沢横浜国大駅(横浜市神奈川区)で開かれた。関係者ら約70人が出席し、新たな鉄道網の完成を祝った。
相鉄と鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が主催した。相鉄の千原広司社長は「相鉄グループは直通線開業に向けて沿線の再開発や新型車両の開発を進めてきた。沿線の皆さまの生活が変わり、地域社会の発展につながると確信している」と述べた。
来賓の赤羽一嘉国土交通大臣は「横浜市西部や県央部から東京都心へのアクセスが飛躍的に向上する意義のあるプロジェクト」と話した。式典ではテープカットやくす玉割りが披露されたほか、同駅ホームで駅長らに花束が贈呈された。
