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リニアは今(上)~沿線5紙連携 直面する課題~

社会 | 神奈川新聞 | 2019年11月7日(木) 10:51

 JR東海が東京-名古屋間で2027年の開業を目指しているリニア中央新幹線だが、環境対策を巡ってJR側との協議が難航している静岡県をはじめ、沿線各自治体では計画の揺らぎが目立ち始めている。リニアをテーマとして17年6月から、連載記事などで連携してきた神奈川、山梨、長野、岐阜4県の地元紙に、今回から静岡新聞が参加。直面する課題について各地の担当記者が報告する。

【神奈川】立ち退きに悩み深く


神奈川県駅が建設される県立相原高校跡地(右側)、左手は橋本駅=10月、相模原市緑区
神奈川県駅が建設される県立相原高校跡地(右側)、左手は橋本駅=10月、相模原市緑区

 暮らしているマンションの基礎杭がリニア中央新幹線のトンネルにぶつかる。そう聞いたのは、昨年の住民説明会だった。

 「立ち退いてほしい」。相模原市緑区に住む70代の女性は、市職員の言葉に声を失った。自宅は夫婦のついのすみかとして購入し、愛着がある。どうするか悩み続け、答えはまだ出ていない。

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