23日午前5時半ごろ、横浜市旭区の相鉄線二俣川駅近く走っていた湘南台発横浜行き上り各停電車から「煙が出た」と消防に通報があった。20代と30代の女性、40代の男性の乗客3人が煙を吸い、病院に搬送された。
旭署や市消防局によると、煙が出たのは10両編成の前から2両目。車内の天井にある蛍光灯とエアコンの一部が燃え、車両上部に直径5~10センチの穴が開いていた。走行中に車内天井のエアコン吹き出し口と蛍光灯から火花が散ったのを目撃した乗客もいたという。
相鉄によると、同じ時間帯に停電も発生し、3時間にわたって運転を見合わせた。停電との関連も含め、警察や消防、相鉄で原因を調べている。
各停電車は二俣川駅の手前で停止し、乗客は歩いて同駅に向かった。