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日吉台中演劇部生徒ら
米軍機墜落“事件”横浜と沖縄【17】痛み想像して次代へ

社会 | 神奈川新聞 | 2017年10月20日(金) 13:33

朗読を通して決意を語った相良さん(左から2番目)、小野寺さん(同3番目)ら生徒=港の見える丘公園
朗読を通して決意を語った相良さん(左から2番目)、小野寺さん(同3番目)ら生徒=港の見える丘公園

 頬をなでる風が秋の訪れを感じさせ、肌寒ささえ覚える。9月下旬、港の見える丘公園(横浜市中区)の「愛の母子像」前はしかし、熱気あふれる“劇場”となった。

 1977年9月27日、同市緑区(現・青葉区)の住宅地に米軍機が墜落し、親子3人が犠牲となった。悲惨な“事件”を語り継ぐ集いの場で、日吉台中学校(同市港北区)演劇部の生徒ら約15人が朗読劇を披露した。「もうどんなに叫んでも、子どもたちは私のところへは戻って来ない」。わが子の死を告げられた土志田和枝さん=享年(31)=がつづった日記の言葉を引き、深い悲しみを伝える20分の物語だ。

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