1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 護憲訴え100回へ 横浜の市民団体、22日に講演会

護憲訴え100回へ 横浜の市民団体、22日に講演会

社会 | 神奈川新聞 | 2019年10月19日(土) 05:00

JR本郷台駅前でアピールする会のメンバー=横浜市栄区、7月13日
JR本郷台駅前でアピールする会のメンバー=横浜市栄区、7月13日

 戦後の平和国家・日本の屋台骨となってきた9条の改憲など、現政権の諸政策に異議の声を上げ続けている市民団体「安保法廃止 憲法を活かそう オール栄区の会」。民主主義を守るため「おかしいと思うことには声を上げよう」と継続してきたスタンディング(路上で訴える行動)が11月、100回目を迎える。同会は22日、記念講演会を横浜市栄区で開き、活動の原点となる「憲法と安全保障」をあらためて考える。

 会が活動を始めたのは2015年10月。きっかけは、その1カ月前に圧倒的多数の国民の反対を押し切って成立した安保法制だった。戦争に道を開く法律があっけなく強行採決されてしまった状況に危機感を感じた同区の元教師、竹岡健治さん(72)が呼びかけ、護憲運動や環境問題などにかかわってきた市民が集まり発足した。竹岡さんは「市民が党派にかかわらず声を上げる必要があると思った」と当時を振り返る。

 主な活動は、路上でのスタンディングだ。現在は月に2回、区内のJR本郷台駅、大船駅の駅頭に交互に立ち、そのときどきでメンバーが関心を持ったテーマをプラカードなどで訴えている。安保法制や共謀罪など、現政権が成立させてきた法律への反対の声のほか、横浜市長が民意を問うことなく突如誘致を表明したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)への異議の声も上げている。

 天候などによって参加者が数人の時もあったが、現在は毎回、十数人が路上に立つ。竹岡さんは「100回といっても特別感慨はないが、続けないと意味がない。今後は若い人も参加してくれれば」と話す。

 「マンネリとの意見もあるが、粘り強く訴えるしかない。訴えを見た人に少しでも考えてもらえれば」。発足時から参加する筒井完治さん(76)は、活動への思いをこう語った。同様に発足時からかかわる常石登志子さん(73)は、「現政権が打ち出した『戦争ができる国』になるようなあらゆる法、施策に反対してきた」と回顧し、「今度は、国民が要望していないにもかかわらず憲法を変えたいという。反対の声を上げなければ」と決意を新たにした。

 100回の節目を記念して、政権が改憲への意欲をあらわにする現状に抗(あらが)おうと「日本国憲法と安全保障」を主題に講演会を開く。講師は、知識人による平和問題に関する意見表明の会「世界平和アピール七人委員会」のメンバーで同区内の慶応大名誉教授、小沼通二さん。午後2時からで、資料代500円。定員100人。参加予約は竹岡さん電話090(7405)4276へ。

憲法に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング