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箱根山警戒レベル引き下げ
にぎわい復活に期待 大涌谷園地再開は慎重に判断

社会 | 神奈川新聞 | 2019年10月7日(月) 12:52

噴火警戒レベルが約4カ月半ぶりに引き下げられた箱根山
噴火警戒レベルが約4カ月半ぶりに引き下げられた箱根山

 箱根山(箱根町)の噴火警戒レベルが約4カ月半ぶりに1に引き下げられた7日、地元では秋の行楽シーズンのにぎわい復活に期待が高まった。ただ、立ち入りを規制している大涌谷園地の再開は、火山ガスの噴出状況などを見極めて慎重に判断する。観光客の避難誘導訓練も実施し、安全確保に万全を期す方針だ。

 同町の山口昇士町長は「国内外の多くの方に見守られながらこの日を迎えられ、大変うれしく思う」とした上で、「万全の状態で園地再開を迎えられるよう、しっかりと準備していく」と強調。黒岩祐治知事も「できるだけ早く大涌谷園地を再開する予定」とし、「箱根の紅葉と富士山、温泉を多くの方に楽しんでもらいたい」とコメントした。

 町によると、園地の再開に向けた警戒区域への立ち入り規制見直しは、火山ガスの噴出状況について有識者からの意見聴取を踏まえて判断する。当面は従来同様に事業者らに限定し、「再開に問題ない」と評価された場合は箱根山火山防災協議会などで再開日や安全対策を確認。観光客らの避難誘導訓練を実施した上で立ち入りを許可するという。

 
 

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