厚生労働省が再編・統合を促すとした全国の公立・公的病院に、県内の10病院が含まれていたことを受け、県は30日、医療・介護ニーズの増大を見込んだ「県地域医療構想」を踏まえ、再編・統合の是非について慎重に議論を進めていく考えを示した。
同日の県議会厚生常任委員会で質疑があり、県の担当者は「県民の健康と命を守るために必要な医療を提供していくことが重要。住民が不安にならないように、地域でしっかり検討していきたい」と強調した。
厚労省は2017年度のデータを基に、公立・公的病院のうち、急患や重症者に対応する病床を持つ1455病院を調査。