
楽しみながら福祉の大切さについて考える恒例イベント「ふれあいフェスティバル2019」が16日、座間市役所とその周辺で行われ、市民らでにぎわった。市と市社会福祉協議会の共催。
市役所に隣接する総合福祉センター「サニープレイス座間」では、今年で36回目の福祉まつりが開かれた。地域で活動する高齢者福祉や障害者支援の各種団体などが工作体験をはじめ、手作り菓子や小物を販売する約20のコーナーを設けて来場者らと交流した。
来年の東京パラリンピックの正式種目「ボッチャ」を紹介する体験コーナーも初めて開設され、子どもから高齢者まで多くの市民が訪れた。赤と青の6球ずつの専用ボールを投げて目標の白いボールに近づける球技で、参加者はルールや投げ方を教わりながらゲームを楽しんだ。
母親と初めて体験した市内在住の小学3年の女児(9)は「それほど難しくはなかった。チームで協力して目標のボールに寄せていくところがおもしろかった」と話していた。
46回目を迎えた福祉大会では、福祉や奉仕活動に長年取り組んできた功労者5人のほか、福祉をテーマとした作文や標語の受賞者らに表彰状が手渡された。