通学路での事故を防ごうと、県警は26日、県内一斉に通学路などで交通取り締まりを実施した。道交法違反(無免許運転など)容疑で現行犯逮捕した事案が1件あったほか、409件で交通反則切符を交付した。
取り締まりは、通勤や通学で交通量が増える午前7時から9時まで、県内の小学校の通学路など135カ所で実施。県内54署の交通課や地域課などの警察官642人を動員した。反則切符の409件のうち通行禁止が286件で最多。最高速度違反が70件、駐車違反が17件、一時不停止が12件で続いた。
横浜市南区南太田4丁目の市道では、横浜市立永田小学校の児童や京急線井土ケ谷駅に向かう人たちが行き交う中、混雑する幹線道路を避けて走行する車両を南署員が取り締まった。署員は速度超過などで違反した車両のドライバーに「スピードを出し過ぎないで」「歩行者も多いので気をつけて運転してください」などと声を掛けながら、安全運転を促していた。
神奈川県内交通取り締まり一覧