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【台風15号】「最強クラス」直撃、1人死亡、15人けが

社会 | 神奈川新聞 | 2019年9月9日(月) 22:39

台風15号の影響で道をふさいだ倒木=午前6時25分、横浜市本町2丁目
台風15号の影響で道をふさいだ倒木=午前6時25分、横浜市本町2丁目

 首都圏を直撃した台風15号で、県内は9日未明を中心に各地で「記録的暴風」となり、横須賀市内で転落したとみられる1人が死亡したほか、15人が重軽傷を負った。鉄道各線の運休や高速道路の通行止めなどが朝の通勤時間帯に重なり、各地で混乱。停電の復旧が大幅にずれ込んだ地域もあり、猛威を振るった「最強クラス」の台風で市民生活がまひした。

 横浜市内などで飛散物による住宅の損壊も相次いだが、被害が広範囲に及んでおり、自治体の状況把握が遅れている。このため、被害はさらに膨らむ可能性がある。


支柱がへし折れた国道134号の信号機=9日午前9時半ごろ、逗子市新宿1丁目
支柱がへし折れた国道134号の信号機=9日午前9時半ごろ、逗子市新宿1丁目

 県警によると、9日午前5時15分ごろ、横須賀市田浦港町の海上自衛隊の補給所で、横浜市栄区小菅ケ谷1丁目、会社員の男性(47)がうつぶせに倒れているのが見つかり、死亡が確認された。男性は電気設備を管理・補修する当直員として勤務。強風にあおられ、2階のテラスから転落した可能性があるという。

 県や各市町村によると、重傷者は2人。川崎市宮前区で80代女性が強風にあおられて転倒し、脚を骨折。三浦市の男性(62)が自宅の雨漏りを修理しようとした際に窓が割れ、胸に重傷を負った。このほか、0歳の乳児が顔を負傷したり、避難所に向かう途中の80代男性が転倒したりして横浜、川崎、相模原、藤沢、横須賀、三浦市内で13人が軽傷となった。

 住宅の被害はこれまでのところ、横浜、藤沢両市で半壊が各1棟。横浜、厚木、海老名、藤沢、座間市と寒川町で一部破損が計65棟確認されている。また、横須賀、三浦市内では、屋根の飛散などが多数報告されている。


倒木で道路がふさがれた米海軍横須賀基地の三笠ゲート前=9日午前9時10分ごろ、横須賀市稲岡町
倒木で道路がふさがれた米海軍横須賀基地の三笠ゲート前=9日午前9時10分ごろ、横須賀市稲岡町

 県内では、15号が三浦半島を通過した9日未明を中心に風が強まった。横浜地方気象台によると、三浦市で同日午前1時半すぎに、観測史上1位となる最大瞬間風速41・7メートルを記録。横浜市中区でも同3時すぎに41・8メートルを観測した。

 東京電力パワーグリッド神奈川総支社によると、停電件数は最大で14万1500軒に上り、横浜、鎌倉、横須賀市内などの一部で復旧がずれ込んだ。強風が原因とみられるという。

 県内全域に大雨、暴風警報が発表され、横浜、川崎両市や三浦半島などには土砂災害警戒情報も出された。これらの情報を受け、多くの自治体は避難勧告や避難準備・高齢者等避難開始を相次いで発令した。

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