電車の窓ガラスが破損するトラブルが21日、JR東海道線と東急東横線で相次いだ。
東海道線では同日午前9時ごろ、品川駅に到着した沼津発上野行き上り普通電車(15両編成)の窓ガラスが割れているのを駅員が発見した。乗客の女性が首と足に切り傷を負った。
JR東日本によると、割れていたのは7号車の窓ガラスで、縦約95センチ、横約130センチ、厚さ約5ミリ。川崎-品川間を走行中に破損したとみられる。電車は回送となり、乗っていた約2500人が降車した。他の電車に影響はなかった。
また、東横線では同日午後1時半ごろ、和光市発元町・中華街行き普通電車(8両編成)で乗客が窓ガラスにひびが入っているのを見つけ、乗務員に通報した。けが人はなかった。
東急電鉄によると、電車は菊名-妙蓮寺間を走行中で、2号車の窓ガラス(縦約95センチ、横約130センチ、厚さ約7ミリ)の全体がひび割れていた。
両社がそれぞれ原因を調べている。