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圏央道一部開通に遅れ 藤沢-横浜間、施工方法など課題

社会 | 神奈川新聞 | 2019年8月29日(木) 05:00

 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部として建設が進む「横浜湘南道路」と「横浜環状南線」の開通時期が遅れることが28日、明らかになった。施工方法の見直しなど工事を進める上で課題が生じ、国は「現時点で開通時期を見通すことは困難」と説明。今後の見通しは、有識者が工程を精査して本年度内の公表を目指すとしている。

 国土交通省関東地方整備局と東日本高速道路が横浜市内で開いた初会合で、県や同市に説明した。当初は用地取得が速やかに完了する前提で、2020年度の開通を目指していた。

 横浜湘南道路は、全体の7割を占めるトンネル区間5・4キロ(上下線計10・8キロ)のうち約300メートルが施工済み。ただ、岡山県のトンネル崩落事故を受けた基準見直しでコンクリートの厚みを増したところ、上下線間の幅が狭くなり施工管理の検討が必要になった。

 横浜環状南線は、橋りょう下部124基のうち57基が施工済みだが、トンネルの一部の施工方法変更に伴う検討を要するという。

 両道路は、新湘南バイパスの藤沢インターチェンジ(IC)=藤沢市=と横浜横須賀道路の釜利谷ジャンクション(JCT)=横浜市金沢区=をつなぐ延長約16キロの高速道路で、栄JCT(同市栄区)からは国道1号にもつながる計画。用地取得率は99%で、ほぼ完了しているという。

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