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旧満州の記憶を語る 横須賀で体験者講演「経験を大事に」

社会 | 神奈川新聞 | 2019年8月11日(日) 05:00

旧満州での生活や戦争の体験を話した尾崎さん=横須賀市生涯学習センター
旧満州での生活や戦争の体験を話した尾崎さん=横須賀市生涯学習センター

 太平洋戦争の体験談を通じて平和の尊さについて改めて考える講演会が10日、横須賀市西逸見町1丁目の市生涯学習センターで開かれた。市内に住む尾崎郁夫さん(94)が登壇し、「戦争の経験を大事にして、一生を過ごしていきたいと思っている」などと語った。

 尾崎さんは1945年4月から、旧満州(中国東北部)で高射機関砲の弾薬を運んだり、国境を警備したりする任務に就いた。約4カ月後、安東(現在の丹東市)で終戦を迎えた。旧ソ連軍は終戦後、日本人らをシベリアでの強制労働に従事させたが、尾崎さんは旧ソ連軍の参集命令を無視して脱走。偶然再会した友人にかくまってもらい、連行を免れた。尾崎さんは「シベリアに行っていたら生活できなかったのではないか。運が良かった」などと当時を振り返った。

 講演会は横須賀日本中国友好協会の主催。シベリアに約3年抑留された市内在住の大屋宣美さん(95)も講演する予定だったが、体調不良を理由に欠席。そのため、以前に講演した際のビデオ映像が流された。その中で大屋さんは、氷点下40度での強制労働の過酷さや悲惨な食糧事情などを説明。「悲劇を起こさないために、戦争は二度とやってはならない」と訴えた。

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