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「やりきれない」担当弁護士 2人殺害死刑囚に死刑執行

社会 | 神奈川新聞 | 2019年8月3日(土) 05:00

 法務省は2日、大和市で2001年に女性2人を殺害し、強盗殺人罪などで死刑が確定した庄子幸一死刑囚(64)=東京拘置所=の刑を同日午前に執行したと発表した。元号が令和になって初の執行で、山下貴司法相が命令した。

 庄子幸一死刑囚(64)の死刑執行を受け、横浜地裁で開かれた一審で弁護人を務めた青木孝弁護士は2日、神奈川新聞の取材に応じ、「なんとも言えない、やりきれない気持ちだ」と話した。

 一審判決まで100回ほど接見を重ねたという青木弁護士は「どう反省を促すか、どうすれば犯罪を止められたかを被告と議論し、格闘する日々だった」と回顧。被告の印象については「独りよがりに考えてしまいがちで、他人の意見をあまり聞かない印象だった」と述べた。

 判決確定後も数度、拘置所へ足を運び、最後に会ったのは7、8年ほど前になるという。庄子死刑囚は遺族や被害者への謝罪を繰り返す一方で、「犯行をどうしたら止められたか改めて問うと、考えたまま何も答えなかった」。

 今回の執行に対しては、「抑止効果が期待される死刑制度だが、むしろ重大事件を誘発するとの指摘もある。その中で執行されたのは残念だ」と複雑な心境を吐露した。 

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