横浜市教育委員会は8日、来年4月に開校予定の「みなとみらい本町小学校」(同市西区高島1丁目)建設用地の土壌から基準値を超えるヒ素が検出されたと発表した。
市教委教育施設課によると、調査は5~8月に任意で実施。同校グラウンド予定地で深さ50センチまでの土壌を採取したところ、一部から土壌汚染対策法の基準値(1リットル当たり0・01ミリグラム)の1・8倍のヒ素が検出された。
市教委は、今後さらに詳細調査を進めて汚染場所を特定するが、グラウンドを樹脂などで舗装する仕様に変更するため、児童の利用に影響はないという。開校時期の変更もない。