ベトナム戦争時、横須賀で米兵による反戦運動を支援していたブライアン・A・ビクトリアさんを招いた講演会が14日、横須賀市本町の産業交流プラザで開かれる。横須賀で基地問題に取り組む市民有志の主催。
ビクトリアさんは米国出身で、英オックスフォード大学付属仏教研究所の研究員。1960年代後半から70年代初頭にかけて、ベトナム反戦運動を展開。横須賀では、反戦兵を支援する喫茶店を開き、地下新聞の配信や反戦コンサートなどの開催を手掛けてきた。
主催者は「ベトナム戦争の頃は、徴兵制で兵士の人権はなかった。現在も東日本大震災でトモダチ作戦に従事した兵士たちの被ばく訴訟や、イージス艦の事故が起きる中、兵士たちの人権は守られているのか、同じ街に住む市民として考えてもらえれば」と話している。
参加費500円。午後6時半からで、先着約70人。問い合わせは、沢園昌夫さん電話090(4835)6681。