在日コリアンへの差別をあおるヘイトスピーチの問題を広く知ってもらおうと市民グループ差別反対女組は24日、川崎市多摩区のイベント会場内の反差別パネル展ブースで、来場者にヘイトスピーチを解説する冊子を無料配布する。
冊子は「ヘイトスピーチって知ってる?」(A5判、30ページ)。漫画家葛西映子さんの作画でヘイトスピーチは社会的少数者を傷つける「魂の殺人」であること、差別主義者が主張する「在日特権」はデマであること-などを解説。この問題の第一人者である師岡康子弁護士のコラム「表現の自由とヘイトスピーチ規制」やヘイトスピーチ解消法の全文なども掲載している。
二ケ領せせらぎ館前の多摩川河川敷で開催される「おひさまフェス×星空上映会inかわさき」の会場に設けたブースで午後2時から5時まで配布。パネル展はヘイトデモの現場で撮影した写真を展示する。
冊子を希望する人には26日以降、メールかツイッターのダイレクトメール(DM)で受け付ける。送料も無料。申し込みは、20冊までは「差別反対女組」メール(onnnagumi@gmail.com))、それ以上の大口はツイッターのDM(「葛西映子」@eikokasai)まで。