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ともに生きる社会実現 やまゆり園事件3年で追悼式典

社会 | 神奈川新聞 | 2019年7月23日(火) 05:00

相模原市緑区の県立障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害された事件から3年を前に、県主催の追悼式が22日、同市南区で開かれ、参列者は花を手向けて犠牲者を悼んだ。(代表撮影)
相模原市緑区の県立障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害された事件から3年を前に、県主催の追悼式が22日、同市南区で開かれ、参列者は花を手向けて犠牲者を悼んだ。(代表撮影)

 相模原市緑区の県立障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害された事件から26日で3年となるのを前に、県主催の追悼式が22日、同市南区で開かれた。壇上には同園利用者が犠牲者をしのんで描いた19枚の絵が飾られ、参列者は花を手向けて冥福を祈った。

 絵は笑顔の似顔絵や電車、カラフルなちぎり絵など。園の普段の活動の中で1年ほどかけて制作したといい、出席者全員で黙とうをささげ、手を合わせた。

 同園の入倉かおる園長は追悼の辞で事件からの3年を振り返り、「取り戻せない明日を願うのではなく、今も生きている方々の明日をつかむことが私たちの使命だと言葉にできるようになった」と前を向いた。


黙とうする黒岩知事(前列右から2人目)ら =相模女子大学グリーンホール(代表撮影)
黙とうする黒岩知事(前列右から2人目)ら =相模女子大学グリーンホール(代表撮影)

 追悼式後の会見で、黒岩祐治知事は「(一般向けに19枚の)絵を紹介し、悲しみを力に、ともに生きる社会を実現させたい」と話した。「追悼式には名前や遺影があるのが本来の形だと思い、遺族に聞き取りをした」と述べる一方、「それぞれ複雑な思いがあることが分かった」として、犠牲者の名前と写真を伏せて追悼式を開いたという。

 一昨年671人だった参列者は、昨年は609人に減ったが、今年は685人に増加。一方、一昨年12組25人だった遺族の参列は、昨年は9組19人、今年は7組10人と減少を続けている。

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