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平塚市美術館で子ども対象催し 有名日本画を立体化 東海大生3人が企画

社会 | 神奈川新聞 | 2017年8月28日(月) 12:00

「面構」シリーズのコピーと試作した人形を前に意気込みを語る(左から)松浦さん、斎藤さん、楠さん=平塚市美術館
「面構」シリーズのコピーと試作した人形を前に意気込みを語る(左から)松浦さん、斎藤さん、楠さん=平塚市美術館

 平塚市美術館(同市西八幡)にインターンとして研修中の東海大生3人が、10月に開催する子ども対象のワークショップに向けユニークな企画に取り組んでいる。日本画家・片岡球子さんの「面構(つらがまえ)」シリーズの人物画を粘土細工で立体像にする。「見えないところを想像しながら楽しんでもらえるのでは」と意気込んでいる。

 3人はいずれも同大芸術学科2年の松浦茉莉子さん(20)、斎藤菜櫻さん(19)、楠耕太郎さん(19)。学芸員資格取得などそれぞれ目標はあるが、5月から約半年をめどに美術館のワークショップについて学んでいる。

 企画についての話し合いは、9月30日から始まる片岡球子展の面構シリーズにちなんだものを前提に始まった。3人とも有名絵画を模写する勉強をしたこともあり、小さな弟のいる楠さんが「それを立体でやったら面白いし、子どもたちも楽しめるのでは」と提案。片岡作品は着物の柄や色が派手でモチーフもまとまりやすいと意見が一致した。

 紙粘土の芯に樹脂粘土を付けて形を整え、アクリル絵の具などで着色して手のひらサイズの人形を試作した。「着物の仕組みを知らないこともあり、球子さんの世界を落とし込むのは難しかった」と話す松浦さんだが「錦絵美人」の雰囲気をつかんだかわいらしい作品が完成。斎藤さんは浮世絵師・初代歌川豊国の厳しい表情やポーズを見事に捉えている。

 3人は「話の運びや子どもたちを飽きさせないような構成、分かりやすい説明など、これまでの外部講師によるワークショップで学んだことを生かしたい。作品を見るポイントをつかみ、自分の感性に合った人物画を選んでもらえるよううまく導けたら」と力が入る。

 ワークショップは10月8日午前10時~正午。参加費1人150円。8月31日から、小学生の子どもとその親10組20人を募集する。問い合わせは、同館電話0463(35)2111。

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