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海保の船が再び禁止区域を航行 港則法違反の疑い

社会 | 神奈川新聞 | 2019年7月3日(水) 05:00

巡視艇はまぐも=横浜港
巡視艇はまぐも=横浜港

 横浜海上保安部は2日、同保安部所属の巡視艇「はまぐも」が同日午前11時ごろ、東京都江東区の中央防波堤付近に設定された航泊禁止区域を航行したと発表した。東京海上保安部は港則法違反の疑いがあるとして捜査している。

 同禁止区域では5月に第3管区海上保安本部(横浜)の測量船が航行し、同法違反の疑いがあるとして東京海保が捜査中。1カ月余りの間に水路調査が不十分なことによるミスが2度重なった。

 横浜海保によると、「はまぐも」は東京港を航行中、海底トンネル工事のために設定された同禁止区域を通過。東京湾海難防止協会の担当者が発見し通報した。横浜海保の糸井一幸部長は「誠に遺憾。今後事実関係を調査の上、厳正に対応するとともに再発防止に努める」とコメントした。

 5月28日には3管所属の測量船「はましお」が東京湾沖の測量海域へ向けて航行中、同禁止区域を通過。宮崎一巳本部長は当時、「再発防止に努める」とコメントし、巡視船艇に同禁止区域の情報共有と注意喚起を行っていた。

 
 

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