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戦争体験、次代に継承 川崎で市民のつどい、原爆展

社会 | 神奈川新聞 | 2019年7月1日(月) 15:00

 戦争体験を風化させずに次世代へ継承するため、川崎市は今夏、市平和館(中原区)で、「平和を語る市民のつどい」(8月4日)と「原爆展・特別展 ナガサキの原爆」(7月27日~9月1日)をそれぞれ開く。

 市民のつどいでは、兵隊に取られた男性に代わり、女子通信隊員として米軍機の情報処理の仕事に従事した外間加津子さん(91)が、隊員時代の激務などを語る。また、敗戦の2カ月前に家族とともに中国に渡った後、40年間帰国できなかった猿田勝久さん(75)が、中国での生活や、40代で帰国後に必死に日本語を身に付けたことなどを振り返る。

 ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)を活動拠点にする東京交響楽団のメンバーによるミニコンサートも開催する。


外間加津子さん
外間加津子さん

猿田勝久さん
猿田勝久さん

 午後1時半から。入場無料で、定員230人。申し込みは市ホームページか往復はがきで受け付ける。7月22日必着。〒210-0007、川崎市川崎区駅前本町11の2、川崎フロンティアビル9階、市人権・男女共同参画室。

 原爆展は、毎年この時期に開催。今年は長崎の原爆被害に焦点を当て、写真パネルや被爆者の体験談を基にした紙芝居、絵本などを展示する。

 
 

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