横浜市は7日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が横浜港で発見されたことを受け、関係機関との連絡会議を立ち上げた。同市中区で開かれた1回目の会合で、ヒアリの定着を防ぐため水際対策で連携することを確認した。
ヒアリとみられるアリが見つかった場合は速やかに鑑定を行い、情報を関係機関や業者と共有。専門家の指導のもと駆除や拡散防止の処理を行うとした。
環境省は市と連携して今月から10月末まで、横浜港のすべてのコンテナターミナルを対象にヒアリの侵入がないか目視点検をした上で、捕獲用容器の設置を3回繰り返すことも報告された。
横浜港・本牧ふ頭では7月14日に働きアリ約500匹以上をはじめ、幼虫やさなぎを含めて700匹以上が見つかっている。