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「まともな働き方改革を」 メーデーに2000人 横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2019年5月1日(水) 21:58

デモ行進する参加者ら=横浜市神奈川区
デモ行進する参加者ら=横浜市神奈川区

 全労連系の「第90回神奈川県・横浜メーデー」が1日、横浜市神奈川区の沢渡中央公園で開かれた。主催者発表で2千人超が参加し、労働者の生活と権利を守ることなどを訴えるメーデー宣言を採択した。

 式典で、実行委員長の住谷和典神奈川労連議長が働き方改革関連法の罰則付きの時間外労働の上限規制に言及。繁忙期には単月100時間未満などとする点を踏まえ「偽物の働き方改革を何としてもまともな働き方改革にしなければならない」と呼び掛けた。

 共産党の畑野君枝衆院議員は「法定上限を下回らせる『三六協定』を結ばせ、長時間時間外労働の規制を行わせることが大きな労働運動の闘いとなってくる」と強調。安倍政権打倒を呼び掛け、「皆さんと一緒に参院選で勝利し、さらに市民と野党の共闘を広げて、安倍政治はもうさよなら」と訴えた。

 式典後にはデモ行進が行われ、参加者は「長時間労働、今すぐなくせ」などと声を上げた。

 
 

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