セクシュアルハラスメントの被害と職場対応の実態を調査しようと、新聞や放送業界の労働組合でつくる「日本マスコミ文化情報労組会議」が、インターネットでのアンケートを呼び掛けている。対象は社会人や学生で、5月14日まで受け付けている。
アンケートは、現役記者や研究者でつくる同労組会議の実行委員会が実施している。
昨年4月に財務次官による女性記者へのセクハラが発覚してから1年。この間も大学医学部入試での女性差別や就活生への性暴力などが明らかになっており、実行委員会は「声を上げづらい環境に置かれている皆さんの声をすくい上げる機会になれば」と語る。