
連合系の第90回小田原・足柄地域メーデーが27日、小田原城址公園・二の丸広場(同市城内)で開かれ、主催者発表で1850人が参加した。
小田原・足柄地域連合の安池厚二議長は、4月から大企業に適用された残業時間の上限規制など約70年ぶりの法改正について「働く人の声が反映されなければ本当の働き方改革につながらない」と指摘。「働く側が力を持つことが大切。労働組合が先頭に立ち、職場環境の改善を」と呼び掛けた。
また、貧困と食品ロス対策として家庭に眠っている食材を持ち寄り、必要としている人に届けるフードドライブの活動にも継続的に取り組む考えを示した。
小田原、南足柄、開成、湯河原の4首長をはじめ、地元選出の議員らも参加。最後に「がんばろう」コールに合わせて拳を突き上げ、連帯を確認した。