県は25日、インフルエンザが再流行していると発表した。
県によると、1医療機関当たりの患者数は、3月25~31日に0・78となり、流行の目安である「1」を下回った。しかし、4月8~14日に1・01と再び1を超え、同15~21日は1・98と上昇している。県は「ここ3年ほどは同様のケースはなく、珍しい」としているが、原因は不明という。
地域別では、相模原市が3・03で最も高く、次いで秦野地域(秦野市、伊勢原市)が2・60、川崎市が2・36だった。
県はこまめな手洗いのほか、せきやくしゃみが出るときはマスクを着用するなどの感染防止策を呼び掛けている。