横浜市立大学(横浜市金沢区、窪田吉信学長)は22日、2020年4月の大学院データサイエンス研究科開設に向け、文部科学省に設置届け出を行った。18年4月に首都圏初のデータサイエンス学部を開設しており、データを活用し医療を含む社会課題を解決する専門人材の育成を目指す。一部課程で社会人特別選抜を行い、市内中心部にサテライトキャンパス設置を検討している。
研究科は、データサイエンス専攻(博士前期課程、博士後期課程)とヘルスデータサイエンス専攻(博士前期課程)で構成する。
特に医学部を有する総合大学として、予防・医療・介護といったヘルス分野でデータを基に政策決定できる実践的人材の育成に取り組むのが特徴だ。