上空に大陸から寒気が流れ込むなど大気が不安定になった影響で、県内は18日午後、各地で激しい雷雨となった。横浜や県央、湘南など広範囲で停電が発生。落雷による信号トラブルにより鉄道も一部運転を見合わせた。
東京電力パワーグリッド神奈川総支社によると、落雷が原因とみられる停電は同日午後2時ごろから、断続的に発生。午後7時半現在で、横浜市青葉区、栄区、磯子区、茅ケ崎市、鎌倉市、藤沢市、海老名市、厚木市、綾瀬市、秦野市、小田原市など計約1万8900軒に上った。
小田急江ノ島線では午後2時15分ごろ、落雷のため片瀬江ノ島駅で信号機トラブルが起き、藤沢-片瀬江ノ島間で約4時間20分間上下線で運転を見合わせた。小田急電鉄によると59本が運休・遅延し、約8500人に影響した。