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ゲリラ豪雨188回予測 県内の2017年夏

社会 | 神奈川新聞 | 2017年7月14日(金) 02:00

 突然激しく降りだす「ゲリラ豪雨」が今夏(7~9月)に全国各地で7043回発生し、うち神奈川県内は188回になるとの予測を、気象情報会社のウェザーニューズ(千葉市)が発表した。多発した昨夏(全国7498回、神奈川195回)並みに多く、8月中旬がピークになるとして、最新の気象情報に注意するよう呼び掛けている。

 同社によると、今夏は過去3年間の平均と比べ発生回数が3割増となり、気圧配置の影響で湿った空気が流れ込みやすい東北や近畿、山陰で増加が目立つ。東日本は昨夏並みで、高気圧の勢力が弱まる8月中旬に増えると予測する。同社の担当者は「お盆休みで出掛ける際は、山や海だけでなく市街地でも注意を」と呼び掛けている。

 都道府県別で最多は、長野の455回。埼玉322回、栃木313回と続く。東京は266回。エリア別では関東甲信が最も多いという。

 急激に発達した積乱雲がもたらす突発的なゲリラ豪雨は狭い範囲で起きる現象のため、予測が困難とされる。しかし、同社は長期予報と類似した過去の気象データを分析し、ゲリラ豪雨の発生回数を独自に予想。10キロ四方ごとに予想回数をカウントし、毎年公表している。

 
 

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