生活などに関わる幅広い情報を届ける消費者セミナーが7日、相模原市南区の相模女子大学グリーンホールで開かれた。市民ら約280人が参加し、講師の話に耳を傾けた。全日本不動産協会神奈川県本部(横浜市西区)の主催、神奈川新聞社など後援。
今回は、新潟産業大准教授の蓮池薫さんが「夢と絆」と題して講演。拉致された当時の様子や北朝鮮での体験、帰国に際してのエピソードを交えながら、拉致問題の現状について解説した。
また、来場者への募金活動も実施。講演後に、同県本部の秋山始本部長から、集まった17万9000円余を蓮池さんに手渡した。寄付金は、蓮池さんを通じて拉致被害者救出のための活動に役立ててもらう予定。
秋山本部長は「今回のセミナーも、これからの日本を考えるために有意義に活用してほしい」と述べた。