強い毒を持つ南米原産のヒアリが各地で見つかっている問題で、環境省は5日、横浜港で調査を行い、発見されなかったことを明らかにした。
同省は神戸港などで確認されたことを受け、コンテナ取扱量などが多い主要7港で調査を実施。横浜港では今回が初めてで、専門家8人がコンテナ周辺の植え込みやコンクリートの割れ目などを重点的に、歩きながら目視で調査した。
同省によると5日の調査は横浜港の一部のふ頭が対象で、ヒアリやアカカミアリが定着している地域からのコンテナの取り扱いが多いヤードで重点的に行った。「ほかのふ頭も含めて、今後も継続的に調査を実施する」としている。