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「極めて悪質」 無資格設計に懲役10月求刑 15日判決

社会 | 神奈川新聞 | 2019年3月2日(土) 05:00

横浜地裁小田原支部
横浜地裁小田原支部

 建築士の資格がないのに住宅の設計業務に関わったとして、建築士法違反の罪に問われた男(51)=横浜市戸塚区=の論告求刑公判が1日、横浜地裁小田原支部(佐脇有紀裁判官)であった。検察側は「建築士法の定める免許・登録制度を根幹から揺るがしかねず、犯行態様は極めて悪質で結果も重大」として、懲役10月を求刑し結審した。判決は15日。

 検察側は論告で「約5年の間に複数の建築主から計約1300万円以上の多額な報酬を受領しており、実在の2級建築士から名義貸しの依頼を拒絶されていたのに名義を勝手に使った」と指摘。さらに、同種事案の発生抑止や再犯防止のためにも実刑をもって臨むほかない、とした。

 弁護側は、被告が無資格で多くの設計を手掛けながらも不具合が確認された物件が数件であることなどを主張し、執行猶予付き判決が相当とした。被告は最終意見陳述で、違法に設計した住宅の住民らに対し「迷惑を掛けた。本当に申し訳ありません」と謝罪した。

 起訴状などによると、被告は無資格で2016年1~7月、延べ床面積が100平方メートルを超える茅ケ崎市の新築木造住宅を設計したほか、16年以降、同市や鎌倉市の新築木造住宅計3棟を設計した、とされる。

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