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今こそ平和を語る 記者の視点=川崎総局編集委員・石橋学
時代の正体〈666〉朝鮮を見詰めて(上) 見下すまなざし感じ 

社会 | 神奈川新聞 | 2019年1月31日(木) 04:33

主体思想塔から望む平壌の景観。近代的な高層住宅が目を引く=2018年9月7日
主体思想塔から望む平壌の景観。近代的な高層住宅が目を引く=2018年9月7日

 かの国を訪れる。それは自分たちを知ることにほかならなかった。正式名称で呼ぶこともなくなって久しい朝鮮民主主義人民共和国。街並み、人々の姿が問いを突きつける。私たちは何をして、何をしてこなかったのか。朝鮮半島へ向けるまなざしを通して見詰めたい。私たちはどこへ向かおうとしているのか-。

 目の前の景観は社会主義の途上国のイメージに重なった。パステルカラーを配した中低層の共同住宅が整然と広がる。所々にそびえる超高層住宅街が光を放つ。首都平壌のたたずまいは確かに新たな時代を告げているようだった。

 無論、ただの社会主義国家ではない。3代世襲の指導体制は例をみない。私が立つ地上170メートル、金日成(キムイルソン)主席生誕70年を記念して建造された主体思想塔も独裁国家ならではのモニュメントだ。ガイドの女性の説明はしかし、この国を「特異」たらしめる根本の要因を端的に示してみせた。

 「平壌は朝鮮戦争で廃虚と化しました。爆弾の雨を降らせた米国は平壌は100年たっても立ち直れないと言いました。でも、ご覧になったように人民は短期間で近代的な都市を造ってみせました」

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